描き始めた時は、難しく考えるのがクセで、

最初から難題を抱えたように感じた。

 

私の絵は細かいだけあって、

相当向かい合うべき壁があるのだろうかと考えたりした。

 

でも、子供に戻ったように考えるのをやめてみると、

不思議と手が動き、自由に描けた。

 

その考えない時間がすごく心地よく、自由を味わえたし、

贅沢な時間を過ごさせてもらったと思う。

 

絵は、誰かと比べる必要もなく、千差万別でいい。

口下手な私にとって、言葉以外で表現できる絵の世界は、

大切な居場所です。

 

絵には教えられることがたくさんあります。

 

 

(長野市 Y.Mさん)